【ボーイズリーグ】大分七瀬ボーイズ 8失策も大逆転で11年ぶり春決めた/春季全国大会大分県支部予選(中学生の部)

第54回春季全国大会【中学生の部】大分県支部予選(2023年12月10、16、17日・津久見市民球場ほか)

 3月26~31日に東京などで開かれる「第54回春季全国大会」中学生の部、大分県支部予選は決勝で大分七瀬ボーイズが大分明野ボーイズを9-6で破り、11年ぶり3度目の春切符を獲得した。

優勝を決め、歓喜する大分七瀬ナイン

▼中学生の部
決勝 大分七瀬9-6大分明野

ミス連発もナイン結束「みんなで取り返そう」

 大分七瀬は決勝で、8失策とミスの続出で6点を奪われる苦しい展開だった。それでも踏ん張り、地道に点を返し続けて逆転勝ち。優勝が決まると、ナインは跳びはねたり、抱き合ったりして喜びを爆発させた。

 1回表、2失策に暴投と、守りが乱れて4点を奪われた。1点を返した直後の3回表にも、2死走者なしから失策が3個続いて1点を許した。

 ズルズルいってもおかしくない状況だったが、選手たちは闘志を失わなかった。「みんなで取り返そう」。主将の後藤を中心に励まし合い、気持ちを切り替えて攻撃に集中。3回までに3点を入れた。

決勝の6回、勝ち越しの適時打を放ちガッツポーズの大分七瀬・後藤

主将・後藤が決勝打「強い気持ちで振った」

 4回表に守りのミスで再び追加点を与えたが、その裏に無死満塁の好機を作り、後藤の内野ゴロの間に1点を返した。続く1死二、三塁から、岩本が右翼線に運ぶ2点打を放ち、試合を振り出しに戻した。三塁の守備で失策していた岩本は「チームの役に立てて安心した」と振り返った。

 そして6回、1死三塁で打順1番の後藤が打席へ。スクイズを失敗し、カウント2ボール2ストライクと追い込まれたが、「どんな球が来ても打ち返そうと、強い気持ちで振った」と右前に勝ち越しの適時打。その後、如法寺が2点二塁打を放ち、この回3点を挙げた。

決勝の6回、だめ押しの2点二塁打を放つ大分七瀬・如法寺

2番手右腕・菅本4回1失点で流れ呼ぶ

 投手では、2番手右腕の菅本が光った。「テンポ良く投げないと、味方の攻撃につながらない。コースを突き、ストライクを入れることを意識した」と、4回以降の4イニングを1失点でしのぎ、勝利を呼び込んだ。

 清水監督は「自滅で負ける試合が続いていたので、また、同じことの繰り返しかと頭をよぎった。しかし、試合の中で立て直し、諦めずに打線がよくつないだ」とナインの奮闘に驚きを隠しきれなかった。一方で、失策の多さについて反省を口にし、「大分県支部の代表として恥ずかしくないよう、この冬に修正していきたい」と強調した。守りを鍛え直して、全国の強豪に挑む。 (弓削 大輔)

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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