【ボーイズリーグ】熊本中央 打線快調準V 準決勝まで3戦計32得点/九州選抜大会

ミズノ旗争奪第18回九州選抜大会【中学生の部】(2022年4月23、24日、福岡・光陵グリーンスタジアムほか)
準決勝で得点に沸く熊本中央ナイン

▼準決勝
九州古賀(福岡南)010 050 0=6
熊本中央(熊本) 102 302 X=8

4番・小山、5番・大道 打ちまくり

 準優勝した熊本中央は準決勝までの3試合で計32点を挙げ、攻撃力を発揮した。特に4番の小山主将と5番の大道が打ちまくった。

 宮崎県南との1回戦は先発全員安打の14安打12得点で5回コールド勝ち。3安打を放った大道は「変化球に泳がされないように体を開かず、センター方向への強いライナーを意識した」と話した。昨年12月の春季全国大会予選は準決勝で敗退。最後の打者となった悔しさをばねに練習に取り組み成長した。

 九州古賀との準決勝では小山が4安打4打点と活躍した。小山は「体が突っ込んでタイミングが合っていなかったので、ノーステップに変えて止めた状態でバットを出すようにした」と振り返った。

 大津一洋監督は「選手たちは今まではチャンスの打撃で迷いがあった。今大会では、しっかり振れ、変わってきた」と成長を実感する。ただ、決勝では主軸の小山、大道ともに無安打と沈黙。「つなぐ意識を持って頑張ってほしい」とさらなる奮起に期待した。 (弓削 大輔)

(2022/4/29紙面掲載)

※新聞紙面(4/29)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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