【競輪】勝部貴博ら小倉所属選手が商店街夜市で「チャリ氷」出店 地域と競輪の輪を広げる

6月7日 こがね市場商店街・ふれあい夜市

 来月7日、北九州市内の「こがね市場商店街・ふれあい夜市」において小倉競輪(日本競輪選手会福岡支部北九州事務所)所属の競輪選手が恒例の「チャリ氷」を出店する。時間は午後6時30分~8時30分。

 チャリ氷は、かき氷を作る道具の回転部分を改造して、自転車の後輪部分を引き延ばして合体。ペダルをこぐ力を動力にする独特の機械。発想が競輪選手ならではの、ユニークな逸品となっている。

 すっかり恒例となってたチャリ氷は、数年前から市内の色々なイベント、競輪祭などの期間中にブースを作って続けられている。現在の代表を務める勝部貴博が、前任の八谷誠賢から引き継いだ形。売上金の寄付が目的で、今回は「北九州市 子どもの居場所づくり応援基金」に寄付される。

 今回は勝部、内山拓、中井大介、樫山恭柄、松丸裕紀、林大悟、松永真太、杉山剛の8選手が参加する。

 小倉競輪所属の選手に限らず、各県の支部でも色々なイベントに参加することも多い。地域貢献と競輪のアピールを根強く続けている。

 今月20~22日には武雄競輪でミッドナイト開催のG3が行われるなど、競輪もネット映像などで楽しむ方向に向かっている。これはネット社会となった現在の傾向に、競輪も迎合していくという自然な流れ。

 しかし、チャリ氷を実際に見てみると分かるが、自転車を介して選手らが各地域の人たちと触れあう、温度が通った交流がある。競走以外でも、地道な活動で自転車の魅力を伝えていく選手らにエールを贈りたい。 (中村 秀昭)

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