【ボーイズリーグ】鹿児島出水 寒波に主将離脱のアクシデントも集中力切らさず3連覇達成/春季全国大会鹿児島予選(中学生の部)

第53回春季全国大会【中学生の部】鹿児島県支部予選(2022年12月4、11、18日・加世田運動公園野球場ほか)

 3月26~31日に東京などで開かれる「第53回春季全国大会」中学生の部、鹿児島県支部予選は6チームが参加して行われた。決勝で鹿児島出水ボーイズが鹿児島中央ボーイズに6-5と競り勝ち、3年連続6度目の本戦出場を決めた。

3連覇を飾り歓喜に沸く鹿児島出水ナイン

▼決勝
鹿児島中央100 100 3=5
鹿児島出水010 140 X=6

エース左腕・竹山 苦しいマウンドも「仲間が支えてくれた」

 鹿児島出水は決勝で鹿児島中央を1点差で退け、3連覇を達成した。今季一番の寒波の中での試合だったが、集中力を切らさずにプレーして春夏合わせて12度目となる全国大会へ名乗りを上げた。

 先発左腕の竹山が6回を2失点に抑えた。寒さから持ち前の球威は影を潜め、序盤に先取点を与えるなど苦しいマウンドになった。それでも制限の80球を投げ抜き、「球が走らなかったが、仲間が支えてくれた」と感謝していた。

決勝で好投した鹿児島出水・竹山

小屋 投打に貢献

 最終の7回は小屋が登板し、3点を奪われながらも粘った。その小屋はバットでも優勝に貢献した。5回に井上の本盗で勝ち越し、なお無死一、二塁の場面で左中間を破る三塁打を放ち、相手が打球の処理をもたついている間に自身も生還。「単打を狙ったら、うまく抜けてくれた」と喜んだ。

決勝の5回、三塁打に敵失が加わり生還した鹿児島出水・小屋

春夏通算12度目の全国 新しい景色見よう

 欠場者もいて決勝はベストメンバーで臨めなかったが、「そんな状況で勝てたのは大きい」と監督代行の糸田謙真コーチはと言う。5回の攻撃中に主将の城が死球を受けて交代するアクシデントも乗り越えた。

 治療のため試合途中に病院に向かった城が「自分のことは気にするな」と仲間を気遣ったように、ピンチの時ほど励まし合ってつかんだ全国切符だった。

 九州トップ級の左腕・竹山を中心とした守りが堅いチームだが、攻撃力には課題が残る。冬季練習でパワーアップを図り、15人のメンバー全員で悲願の全国初白星をつかみ取る。(弓削 大輔)

(2022/12/23紙面掲載)

※新聞紙面(12/23)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載(1回戦と準決勝の記録は12/16に掲載) <バックナンバ-お買い求め方法

関連記事

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る