【ボーイズリーグ】鹿児島中央 終盤追い上げ堂々準V 9月合併の新チーム/春季全国大会鹿児島予選(中学生の部)

第53回春季全国大会【中学生の部】鹿児島県支部予選(2022年12月4、11、18日・加世田運動公園野球場ほか)
決勝の7回、代打で2点三塁打を放った鹿児島中央・中村

▼決勝
鹿児島中央100 100 3=5
鹿児島出水010 140 X=6

代打・中村2点三塁打などで1点差に迫る

 準優勝の鹿児島中央は最終回の追い上げたが、あと一歩及ばなかった。

 2―6の7回、生駒の三塁打などで無死一、三塁とした好機。ここで代打の中村が自身初長打となる2点三塁打を放ち、「来た球をしっかり打つことだけ考えた」と納得の表情。さらに2死三塁から東主将の適時打で1点差に詰め寄ったが、もう一本が出なかった。

チームを引っ張った鹿児島中央・東主将

薩摩隼人と桜島が合併「やっと一つに」

 チームは9月、薩摩隼人と桜島が合併して誕生した。当初は互いに合併相手の選手に遠慮していたが、練習試合を重ねるうちにチームがまとまったという。

 1回戦と準決勝ではともに僅差で勝利しており、大徳監督は「やっと一つのチームになった。決勝は経験の差が出たが次につながる」と前を向いた。

 小学時代から鹿児島出水の左腕・竹山と小学時代からライバル関係にある東は主将は、「次は絶対に攻略して優勝する」とリベンジを誓った。(弓削 大輔)

(2022/12/23紙面掲載)

※新聞紙面(12/23)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および決勝のバッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載(1回戦と準決勝の記録は12/16に掲載) <バックナンバ-お買い求め方法

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