【ボーイズリーグ】福祉作業所で硬式球を「再生」1球100円の修繕費が障害者の賃金に/エスエスケイ杯争奪新人王決定福岡大会でもエコボール活動に協力します

参加チームから傷んだ硬式ボール273球

 この大会では、前身の「野球振興大会」で取り組んでいた「エコボール活動」について引き続き協力していく。

 糸のほつれた硬式球を福祉作業所で縫い直して「再生」する活動で、1球100円の修繕費は、作業所で働く障害者の賃金になる。選手らの物を大切にする心を育み、障害者の就労支援につなげるのが目的だ。参加チームから傷んだボールを募ったところ、273球が寄せられた。

開会式でスポーツ報知西部本社・佐田社長(左)にボールを手渡す福岡福津・宇郷主将

熊本の福祉作業所「もやいの丘」へ

 16日に田川市民球場で開かれた開会式ではボールの修繕委託式があり、福岡福津の宇郷星哉主将からスポーツ報知西部本社の佐田弘美社長に中古ボールが託された。寄せられたボールは後日、熊本市東区の福祉作業所「もやいの丘」などに届けられる。

(2023/9/23紙面掲載)

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