【ボーイズリーグ】県央宮崎ボーイズ 投手戦&延長制して6年ぶり春/春季全国大会宮崎県支部予選(中学生の部)

第54回春季全国大会【中学生の部】宮崎県支部予選(2024年12月17、23、24日・久峰野球場ほか)

 3月26~31日に東京などで開かれる「第54回春季全国大会」中学生の部、宮崎県支部予選は決勝で県央宮崎ボーイズが延長戦の末に宮崎県南ボーイズを3-1で破り、6年ぶり4度目の優勝を飾った。

6年ぶりに支部予選を制した県央宮崎=提供写真=

▼中学生の部
決勝 県央宮崎3-0宮崎県南
(延長8回)

 県央宮崎は、決勝で宮崎県南に守り勝って、6年ぶりに張るの全国切符をつかんだ。全国大会の出場としては、2021年夏の選手権大会以来となる。

 先発右腕の前田が、無四球で7回無失点と、期待に応えた。安定した制球に加え、早いカウントから打たせて取る投球で球数を抑えた。制限ギリギリとなる79球まで投げて、スコアボードに「0」を並べた。

 ただ、味方打線は前田の好投に対し、すぐに応えることができなかった。初回の1死満塁の好機を生かせず、2回以降も走者を二塁まで進めたが、後一本が出なかった。両チーム無得点のまま延長戦に突入した。

 待望の点が入ったのは延長8回。戸高、児玉の連打で1死二、三塁とし、宮元がセーフティースクイズを決めた。さらに前田のスクイズに横山の適時打で、この回計3点を入れた。

 8回裏はエース格の戸高が先頭から2者連続を含む3つの四球を与えたが、味方の好守にも助けられ、1失点でしのいだ。

 県央宮崎は今大会に向け、実戦形式の練習に力を注いだ。落合監督は「相手に進塁させないように」と、走者を置いた守備練習にも取り組んだ。成果は決勝でも表れ、初回と8回は併殺でピンチを切り抜け、5回は無死一塁からバントの打球を好フィールディングで封殺した。指揮官は「守りを鍛えたかいがあった」と声を弾ませた。

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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