【ボーイズリーグ】大分明野ボーイズ準V 準決勝で糸島の3連覇阻んだ/九州大会(中学生の部)

第39回九州大会【中学生の部】(2023年11月3、4日、福岡・田川市民球場ほか)

 「第39回九州大会」の中学生の部は、九州ブロック全9支部の予選を勝ち上がった16チームが出場して開かれ、飯塚ボーイズ(福岡県北支部)が優勝した。準優勝は大分明野ボーイズ(大分県支部)だった。 (弓削 大輔)

準決勝の3回、味方の得点に沸く大分明野ナイン

▼中学生の部
準決勝 大分明野8-5糸島

武藤 準決勝で3安打、決勝は足で先制点奪う

 準優勝の大分明野は、準決勝で糸島を8―5で破り、決勝に進出した。

 1―1の2回に武藤の2点適時打などで4点のリードを奪うと、3回にも津田の二塁打を足がかりに2点を追加。投手陣も踏ん張り、3回から登板した森内は4回2/3を2失点と、好リリーフを見せた。

 3安打を放って3点に絡んだ打順7番の武藤は、「体が前に突っ込んでいたので、後ろに体重を残してインパクトを強く打つことを意識した」と強調。決勝では1番に入り、快足も披露。3回に敵失で出塁した後、相手の隙をつく走塁で先制のホームインを果たした。

決勝の3回、二盗を決める大分明野・武藤

1回戦は八重樫好投で流れつかむ

 1回戦の八幡南戦では、エース格の八重樫が先発と4番手で登板し、計4回を無失点に抑えてチームに勝利を呼び込んだ。八重樫は「立ち上がりは制球が乱れたけど、試合の中で修正できた」と胸を張った。

 決勝では、飯塚の打力に屈し、9月の新チーム初戦から続いていた公式戦の連勝は「9」でストップした。益山監督代行は「勝つ確率を上げるため、いま一度、走塁や全力疾走など、基本的なことを全員ができるようにしていきたい」と課題を口にした。

(2023/11/11紙面掲載)

※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

関連記事

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る