【ボーイズリーグ】うるま東ボーイズ 主砲投打の活躍で現チーム初の決勝進出/沖縄大会2日目

第20回沖縄大会【2日目】(2023年12月23日・オキハム読谷平和の森球場ほか)

 「第20回沖縄大会」は23日、2回戦と準決勝が行われ、うるま東ボーイズ(沖縄県支部)と浦添ボーイズ(同)が決勝に勝ち上がった。大会には沖縄県支部の11チームと福岡門司ボーイズ(北九州支部)が参加。決勝は24日、うるま市の具志川球場で行われる。

準決勝の4回、左越えソロを放ったうるま東・門口(右)

▼中学生の部
準決勝 うるま東8-1福岡門司(6回コールド)

門口 4回左越えソロで均衡破る

 うるま東は準決勝で福岡門司を8―1(6回コールド)で破り、決勝進出を決めた。

 主砲のアーチで均衡を破った。4回。2死走者なしで、打順4番の門口は「変化球を狙っていたけど直球が来たので、当てることだ考えて振った」。打球は風に乗ってグングン伸び、左翼フェンスを越えてスタンドイン。スコアボードに、初めて「0」以外の点数が表示され、試合が動き出した。

ホームランボールを手に笑顔のうるま東・門口

5回5得点猛攻で試合決める

 直後に追いつかれ、1―1で迎えた5回。先頭・渡口が中前安打で切り込み、打順9番・伊波の適時三塁打で再び勝ち越し。続く上原が三塁線に絶妙なセーフティースクイズを決めてさらに1点を加えると、その後も打線がつながり、この回計5点を入れた。6回は上原の適時打などで2点を加えた。

 門口は5回から2番手投手として登板した。「捕手の構えたところに投げられた」と制球が安定。2イニングとも三者凡退に抑え、投打にわたる活躍で決勝進出に貢献した。

準決勝の5回、適時打を放ち三塁に滑り込むうるま東・伊波

4年ぶりVへ

 決勝に勝ち上がるのは現チームで初めて。11月の春季全国大会予選は準決勝の八重瀬戦で2点をリードしながら最終回に逆転サヨナラ負けを喫するなど、これまでは今ひとつ波に乗れていなかった。大野監督は「力はあるチームだけど、四球でピンチを招いて崩れている。当たり前のことができるようにしていきたい」と言う。決勝では集中して試合に臨み、4年ぶりの優勝を目指す。

(web限定 2023/12/23公開)

※当記事、写真の掲載はweb限定。沖縄大会の模様は12/30(土)のスポーツ報知西部版で、その他チームの記事や全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録入りで掲載を予定。九州・山口のコンビニ等でお買い求めいただけます ★沖縄県の方は郵送で新聞をお取り寄せいただけます→<バックナンバ-お買い求め方法

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