【ボーイズリーグ】広島廿日市ボーイズ4強名乗り 完封リレー決まった/第22回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet1回戦・準々決勝

第22回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet 初日(2024年3月16日)

 「第22回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet」は16日に開幕した。福岡県春日市の県営春日公園野球場などで1回戦と準々決勝が行われ、、広島廿日市(広島県支部)のほか、八幡南(北九州支部)、大分明野(大分県支部)、糸島(福岡県南支部)の各ボーイズが4強に名乗りを上げた。準決勝と決勝は17日に同球場で開かれる。

準々決勝で3回無失点の寺尾。2戦で計4安打と打撃でも活躍した

▼準々決勝
広島廿日市2-0西田川

寺尾ら3投手で完封リレー

 広島廿日市が西田川との準々決勝で「完封リレー」が決まり、ベスト4に進出した。

 先発右腕の寺尾が3回を無失点。「初回は直球をとらえられていたが修正でき、3回は変化球が切れていた」と試合を作った。4回からは今谷が登板し、7回途中まで無失点。2死を奪ったところで一塁の守備についたが、3番手投手が連続四死球を与えた場面で再登板し、ピンチを切り抜けた。

 中崎監督は「守りに助けられた。(去年の秋に比べて)辛抱強くなっている」とナインをたたえた。一方、タイムリーが出ず2得点に終わった攻撃については、「この年代は走塁のミスが出ているのでもっと頑張らないといけない」と奮起を促した。

1回戦は4番・田上が逆転打

1回戦では逆転勝ち。笑顔の広島廿日市ナイン

 1回戦では地元強豪の福岡志免に逆転勝ちを収めた。0―1の6回、寺尾の適時打でおいつき、なお1死一塁から打順4番の田上が「自分が走者を返そうと思い、強気で挑んだ」と初球を右翼線に運んで勝ち越し。続く山本のスクイズで1点を加えた。

 チームは昨秋開かれた春季全国大会予選決勝で逆転負けを喫した。選手たちは悔しさをばねに、冬季練習に励んだ。この大会はその成果を試す場で、夏に向けて勢いをつけたいところ。寺尾は「優勝する」と力強く宣言。広島安佐が優勝した2015年の第13回大会以来、広島勢として9年ぶりの栄冠を目指す。

【その他試合結果】
▼1回戦
広島廿日市3―1福岡志免
西田川1―0熊本中央
須恵10―0指宿
八幡南10―1開星中学
九州古賀4―3佐賀東松
大分明野9―1岡山
糸島9―0宇和島
宮崎県南9―2唐津

▼準々決勝
広島廿日市2―0西田川
八幡南10―2須恵
大分明野7―5九州古賀
糸島5―4宮崎県南

(2024/3/16web限定公開、3/21一部修正)

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