【ボーイズリーグ】大分七瀬 投手陣力投5戦でわずか1失点 3度目V/宮崎大会

第16回宮崎大会(2021年7月16-18日・都城市営野球場ほか)

 宮崎県など九州各地の6支部から中学生の部27チームが出場して熱戦を繰り広げ、大分勢同士の対戦となった決勝で大分七瀬ボーイズが大分明野ボーイズを3-0と完封して6年ぶり3度目の優勝を飾った。

宮崎大会を6年ぶりに制した大分七瀬ナイン=提供写真=

▼中学決勝
大分七瀬(大分)020 100 0=3
大分明野(大分)000 000 0=0

大分明野に選手権のリベンジ

 大分七瀬は決勝で大分明野を完封した。1か月前の選手権大会予選決勝でコールド負けした相手にリベンジを果たした。

 先発の阿南が6回を無失点に抑えた。うまくコースに投げ分けてカウントを整え、打たせて取る投球で2安打しか許さなかった。清水監督は右腕の好投について「この1か月でものすごく成長した。自信を持って楽しみながら投げていた」と評した。

 阿南は2回の攻撃で、2死一、二塁から右越えに先制の2点二塁打を放ち、バットでも活躍した。これまでは主に2番・遊撃で起用されていたが、「投球に専念させたい」との指揮官の考えで8番に置いた。打順が下がり、気負わず思い切りスイングできたことが好結果につながった。

決勝で6回無失点の大分七瀬・阿南=提供写真=

阿南ら投手陣好投 捕手・羽田野好リード

 今大会は阿南やエース・浜田ら4人の投手がそれぞれ好投。全5試合計33イニングで、失点は3回戦県央宮崎戦の1点だけだった。指揮官は投手陣を評価したうえで、「捕手の成長が大きい。羽田野が投手の個性に応じてリードしてくれた」とたたえた。

 1番・波多野をはじめとした打力も良く、投打ともに仕上がりは順調だ。出場を決めているホークスカップ(8月16~18日・ペイペイDほか)でも躍進が期待される

(2022/7/30紙面掲載)

※新聞紙面(7/30)では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

関連記事

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る