【ボーイズリーグ】糸島3連覇 4戦中3戦コールド 全戦計43得点/九州ブロック1年生大会福岡南予選

第13回九州ブロック1年生大会福岡県南支部予選(2022年10月22、29、30日・春日市西野球場ほか)

 中学1年の九州チャンピオンを決める「九州ブロック1年生大会」の予選が各地で行われた。代表4枠の福岡県南支部は予選を優勝した糸島ボーイズに加え、準優勝の福岡ボーイズ、3位決定戦を制した福岡志免ボーイズAと4位の福岡西南ボーイズAが出場を決めた。本戦は11月12、13日に山口県下関市のオーヴィジョンスタジアム下関などで、沖縄を除く8支部の代表15チームに中学1、2年生の「九州女子選抜」を講話得た計16チームが参加して行われる。

優勝した糸島ナイン

▼決勝
糸 島 310 3=7
福 岡 000 0=0
(4回コールド)

梅田&川口 3、4番が打線牽引

 糸島は決勝で福岡を7―0の4回コールドで破り、予選3連覇を果たした。梅田と川口の3、4番コンビが打線を引っ張り、全4試合のうち3試合をコールド勝ちで圧倒した。

 梅田は決勝の初回、無死二、三塁で外角の難しい球をうまく中前に運んで2点を先制し、「コンパクトにセンター返しを狙った」と振り返った。さらに2回に適時二塁打、4回にも適時打を放ち、3安打4打点を記録した。

 川口は決勝の4回1死一塁の場面でだめ押しの右越え2ランを放ち、「自分のスイングができた。伸びてくれた」と喜んだ。身長175センチと恵まれた体格。長打力に自信があるという主砲は「試合の流れを変えられる打撃をしていきたい」と語った。

決勝の4回、2ランを放った糸島・川口

全国予選でも1年生の活躍期待

 今大会は全4試合で計43得点を挙げた。北村監督は「梅田、川口と右左の強打者が並び、打力は歴代のチームでもトップレベル。彼らが3年生になったときが楽しみ」と期待を寄せる。さらに今月末から始まる春季全国大会予選などレギュラー戦では「学年に関係なく使っていきたい」と、1年生も積極的に起用する意向を示した。(弓削 大輔)

(2022/11/5紙面掲載)

※新聞紙面(11/5)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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