【ボーイズリーグ】黄城ボーイズ 鮮やか逆転!5年ぶり2度目の優勝/ゼット旗争奪福岡大会(小学生の部)

第32回ゼット旗争奪福岡大会【小学生の部】(2023年5月3、4日、福岡・光陵グリーンパーク多目的グラウンドほか)

 小学生の部は決勝で黄城ボーイズ(西九州)が広島安佐ボーイズ(広島)を8―4で破り、5年ぶり2度目の優勝を飾った。大会には九州各地や広島、愛媛から小学8、中学64チームが出場した。

決勝の4回、適時打を放ち喜ぶ黄城・福地

▼小学生の部決勝
黄 城(西九州)101 402=8
広島安佐(広島)112 000=4

4回表に一挙4得点 直後に好守も

 新チームになって10人で挑んだ黄城が、11安打8得点の猛攻で、27回大会以来の栄冠を手にした。

 勝負を決めたのは2―4で迎えた4回だった。先頭の浦田が四球で出塁し、送りバントで1死二塁。ここで9番・内田が適時二塁打を放ち1点差に。打順トップに戻り、蒲原主将の安打で1死一、三塁とし、最優秀選手に選ばれた溝口の適時打で同点に。さらに暴投で勝ち越した後、4番・福地も適時打を放つなど、この回一挙4点を奪った。

 その裏のピンチをしのいだプレーも大きかった。1死二塁で、広島安佐の田中が放ったライナーを中堅の持永が好捕。すかさず二塁へ送球し、見事な併殺で切り抜けた。

決勝の2番手で好救援した黄城・蒲原

蒲原主将「打って、つながって、盛り上がった」

 6回にも2点を追加。投げては西村、蒲原の2投手が3安打に抑え、昨年準Vの雪辱を果たした。

 蒲原主将は「打って、得点につながって、盛り上がった」と喜び、轟木監督は「下級生がチャンスをつくり、上級生の上位打線につないでくれた。試合の流れをつかめました」と、ナインをたたえた。 (松永 康弘)

(2023/5/6紙面掲載)

※新聞紙面(5/6)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載。中学生の部は5/12の紙面に全試合結果を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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