【ボーイズリーグ】飯塚ボーイズ2年ぶり10度目本戦切符 4番・城野が3安打4打点/九州選抜大会福岡県北支部予選(中学生の部)

第19回九州選抜大会【中学生の部】福岡県北支部予選(2023年5月14、27日・穂波野球場ほか)

 「第19回九州選抜大会」(中学生の部)で代表1枠の福岡県北支部は、決勝で飯塚ボーイズが苅田ボーイズに9-6で打ち勝ち優勝した。本戦は7月15、16日に沖縄県内で開かれ、9支部の代表16チームが激突する。

全員で「ペッパーミルポーズ」を決める飯塚ナイン

▼決勝
飯 塚 140 100 3=9
苅 田 011 200 2=6

城野 全3戦で計10打点

 飯塚は決勝で苅田を9―6で破り、2年ぶり10度目の本戦出場を決めた。4番の城野が3安打で4打点を挙げるなど打線が活発で、強打の苅田に打ち勝った。

 城野は初回に先制点をたたき出し、2回にも2死満塁で走者一掃の二塁打を放つと「一気にたたみかけようと自信を持って打てた」と笑顔。さらに7回には先頭で安打を放ち、追加点につなげた。

 城野は全3試合で11打数9安打と打ちまくった。好機に強く、チーム得点の31点のうち10打点を挙げた。「春季全国大会に出て、上には上がいると思った。それを超えるため、走者は絶対に返すという気持ちをより強く持った」。そう話す主砲のバットがチームを優勝に導いた。

決勝の2回、3点二塁打を放つ飯塚・城野

二塁手・宮崎 堅守光る

 守備陣では二塁を守った2年生の宮崎の動きが光った。3試合17イニングをフル出場し、15回の守備機会を難なくこなした。

 決勝の6回には外野に抜けそうな二遊間のゴロを好捕。「いいプレーでチームに勢いを付けることができた。ボールのはね方を見て一歩目を速く踏み出せるように意識している」と胸を張った。

 目前に迫った選手権大会予選を意識し、春山監督が「ここからはベストメンバーで行く」と宣言した大会。決勝ではスタメン出場した2年生6人がそれぞれ活躍し、選手層の厚さを印象づけた。(弓削 大輔)

(2023/6/2紙面掲載)

※新聞紙面(6/2)では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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