【ボーイズリーグ】九州・中四国の強豪16チーム熱戦 西日本選抜優勝大会あす開幕

第20回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet【中学生の部】(2022年3月19、20日・県営春日公園野球場ほか)

 九州各地や中四国から選び抜かれた中学生の部16チームが出場。西日本王者の称号をかけて熱戦を展開する。19日は福岡市周辺の4会場で1、2回戦、20日は福岡市東区の雁の巣硬式第一野球場で準決勝と決勝を行う。栄冠を手にするのはどのチームか-。

糸島は全国出場を逃した悔しさを思い切りぶつける

糸島V候補筆頭 スイング鋭く層厚い

 各地の春季全国大会予選で上位に入ったチームが出場する。いずれも投打に力があり、激闘が繰り広げられそうだ。

 優勝候補筆頭は昨秋九州王者の糸島だ。山田や鶴添ら主軸だけでなく全体にスイングが鋭い。また投手陣も層が厚く、全国出場を逃した悔しさを思い切りぶつけてくるだろう。

福岡V5狙う 直前大会優勝で勢い一番

福岡は九州さわやか大会で優勝。打力も上向いた

 最多4回の優勝を誇る福岡は直前の九州さわやか大会で優勝と勢いは一番。課題だった打力が上向き、投手も山田と青木の安定感が光る。

 飯塚は福岡県北支部で独自に行われた今大会の予選を制して全国とのダブル出場。俊足巧打の今村ら好打者がそろう。九州古賀は投手陣が左右に充実しており、粘り強さもある。

二日市 左腕・池上らバッテリーしっかり

春季全国大会予選で4強と飛躍した二日市

 二日市は好左腕の池上らバッテリーがしっかり。上津役は河原を起点とした打線が威力を発揮すれば。前回覇者の直方は大原ら昨年活躍したメンバーが複数残っている。

 福岡以外の九州勢では日田、諫早の投手陣が安定している。県央宮崎は打力のチーム。薩摩川内と熊本宇城は主力だけでなく全体の底上げができているかが上位進出の鍵を握る。

中四国勢も強豪そろう

 中四国からも強豪が参戦。浜田は8強入りした中四国秋季大会をはじめ、昨秋以降は5点以上奪っている試合が多い。金光や今治中央も大量得点で勝ったゲームが目立つ。安芸高田は春季全国大会予選で接戦を制して決勝へ勝ち上がった。

(2022/3/18紙面掲載)

※新聞紙面(3/18)では出場全チームの集合写真つき選手名簿を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

西日本選抜優勝大会トップ

関連記事

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る