【ボートレース】芦屋で12レース中1~6号艇が各2勝 史上初か!?と思いきや…

「出目買い」も舟券の楽しみ方のひとつ

 芦屋ボートの6月最後の一節「にっぽん未来プロジェクト競走in芦屋」の5日目に、全12レースのうち、1~6号艇が2勝ずつを挙げた。1Rで地元の城間盛渚が6号艇からうれしいデビュー初勝利を飾って16万円台の超高配当を提供すると、1Rから6Rまでの1着が⑥②③①④⑤と、1~6号艇までが勝利。後半7R以降の1着が②④③⑤⑥①で、同じく1~6号艇までが1勝ずつを挙げた。

 「これは珍しいぞ。もしかしたら史上初では?」なんて意気込んで調べてみたら拍子抜け。1~6号艇が2勝ずつ挙げたのは96年以降だけでなんと133回目。1~6R、7~12Rで1~6号艇が1勝ずつを挙げたケースも15回目だった。直近10年では4回目で、前回は2017年6月。「珍しくはあるけど、そこまででは…」という何とも微妙な結果が待っていた。

 インの強い芦屋でこんな結果になったので、印はボロボロ。前半は4R、後半も準優前にはこの傾向に気がついていたのに、舟券もボロボロ。色んな要素を組み合わせて舟券作戦を立てることが好きなのだが、「出目買い」も楽しみ方のひとつであり、場合によっては正解になることを思い知らされた。あっ、我々記者の間では「気がついた時に終わる」というジンクスもあるのでご注意を。(井上 泰宏)

(2023/7/5紙面掲載)

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