【ボートレース】高倉和士 初の地元周年 予選敗退も「刺激になった」

 きょう25日に最終日を迎える芦屋周年には昨年のグランプリ組3人を筆頭に多くの地元勢が出場しているが、高倉和士=写真=にとってはこれが初の地元周年記念。A1は4期連続で勝率7点台も2期継続。それでいて、G1はまだ6節目と機会が少ない。その中でも前節の尼崎周年で優出し、3年前の芦屋地区選も優出と大舞台での好結果も目立つ。そんな彼に今の心境を聞いた。

 -今節(ボーダーに2点足らずで予選敗退)を振り返ってどうですか。

 「3日目に道中で抜かれたのとインで勝てなかったのが敗因。こんなところでミスしているようでは、(勝ち上がるのは)無理ですよね」

 -前節は優出もできて、実際記念レースを走ってみてどうですか。

 「もっと(成績が上がらず)はうかと思っていた。(2連対が)1本取れるかどうかぐらいに。まだ2節しか走ってないので大きなことは言えないのですが、戦えないことはないと感じました」

 -なかなか記念を走れなかったことについては。

 「僕の目から見て僕よりふさわしい人、力が上の人が福岡にはたくさんいる。だから仕方がないと思ってました。自分でSGの権利を取って活躍すればいい。そう思って(去年は)ダービーを目指していました」

 -この2節、しっかり戦えているのは一般戦で力を付けてきたからですか。

 「力が付いたとかは感じないけど、Sが安定して行けるようになったのはあると思います。一般戦でも得るものはあるけど、こっちの方がいろいろなことで勉強になるし、すごく刺激になります」

 -今後について。

 「一般戦ではしっかり稼いで、もっと安定感を付けたい。G1とかこういったチャンスがあれば、アピールしたいですね」 聞き手 中村 雅俊

(2022/1/26紙面掲載)

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