【ボーイズリーグ】中学は実績ダントツの糸島中心に激闘展開 小学は好調・諫早がリード/ふくやカップ争奪野球振興大会17日開幕

【ボーイズリーグ】第20回ふくやカップ争奪野球振興大会 9月17、18、19日

 「第20回ふくやカップ争奪野球振興大会」はあす17日に開幕する。19日までの3日間、福岡県田川市の市民球場など筑豊地区で中学生の部44、小学生の部4チームが熱戦を繰り広げる。昨年はコロナ禍で中止となったため2年ぶりの開催。大会の展望と出場選手を紹介する。

中学生の部展望

昨年の1年生九州王者・糸島はふくやカップでダントツの実績を誇る

選手層厚い糸島のほか筑後、飯塚、八幡南などV候補

 中学生の部は1、2年生の新体制で、大半のチームが初めての公式戦。手探り状態で臨むことになるが、来夏までの1年間を占う意味でも重要な大会となる。

 糸島はふくやカップ直近10大会で優勝5回、準優勝2回とダントツの実績を誇る。新チームも選手層が厚く、複数の投手が必要となる3日間の連戦は有利に働く。福岡県南支部ジュニア大会で糸島を破った筑後も総合力が高い。山下、城野ら8月以前からの主力打者が残る飯塚、梶原ら投手陣が左右充実している八幡南も優勝候補だ。

福岡県南支部ジュニア大会覇者の筑後もV候補
飯塚は山下ら主力打者が残り攻撃力が高い
八幡南は梶原ら左右の投手がそろっている

直方、苅田なども優勝争い加わる

 福岡県北支部のジュニア大会で優勝した直方、同準優勝の苅田や、福岡県南支部の同大会で4強の福岡志免、福岡西南も優勝争いに加わる。昨年の九州ブロック1年生大会に出場した京築、中間、八幡東、宇部、福岡粕屋、朝倉のほか、以前から2年生が活躍していた小倉、北九州中央なども上位を狙える力がある。


小学生の部展望

総当たり制で開催 西九州支部勢が中心も小差

 小学生の部には福岡、佐賀、長崎から4チームが参加して総当たり制で行われる。諫早が7月の西九州大会で優勝するなど安定しており、ややリード。黄城は諫早との対戦成績も良く、力は互角だ。九州選抜大会準優勝の上津役、合同結成3大会目になる八幡西・二日市も差は小さい。

(2022/9/16紙面掲載)

※9月16日のスポーツ報知西部版紙面では出場全選手名簿を掲載しています <バックナンバ-お買い求め方法

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