【ボーイズリーグ】薩摩南海 部員11人奮戦 3年ぶりV/九州大会鹿児島予選

第38回九州大会【中学生の部】鹿児島県支部予選(2022年10月2、15日・川内球場ほか)

 秋の九州王者をかけた「第38回九州大会」中学生の部の予選が各支部で行われた。代表1枠の鹿児島県支部は、決勝で薩摩南海ボーイズが薩摩川内ボーイズを7-0の5回コールドで破り優勝した。本戦は11月5、6日に大分市の別大興産スタジアムなど大分県内4会場で9支部の代表16チームが激突する。

優勝した薩摩南海ナイン

▼中学生の部決勝
薩摩川内 000 00=0
薩摩南海 403 0X=7
(5回コールド)

浮辺MVP 投打に活躍

 薩摩南海は決勝で薩摩川内を7-0の5回コールドで破り、3年ぶりの優勝を飾った。初回に前田、塗木の適時打などで4点を先取し、3回に3点を加えた。先発左腕の吉原は5回を3安打無失点に抑えた。

 最優秀選手には浮辺が選ばれた。決勝の3回に2点適時打を放ち勝利を決定づけた。また、準決勝の薩摩戦では2番手投手として踏ん張る一方、0-8とコールド負け寸前の5回の打席で四球を選んで逆転勝利を呼び込んだ。

 部員は登録人数ぎりぎりの11人と少ないが、それぞれが役割を果たして栄冠をつかんだ。板敷監督は「選手たちは厳しい練習に耐え、チーム一丸となって勝利をもぎ取った」とナインをたたえた。

(2022/10/22紙面掲載)

※新聞紙面(10/22)では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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