【ボートレース】山口支部2022年重大ニュースベスト5 1位はもちろん…

 ボートレース山口支部の2022年の重大ニュースベスト5を独断と偏見で選んでみた。

1位 白井英治グランプリ制覇

 第1位は白井英治=写真=のグランプリ初優勝。今年の舞台はボート発祥の地・大村だった。優勝戦はインから目に見えない重圧を克服してV。表彰式での涙は印象的だった。浜名湖メモリアル優勝戦でF。しばらくSGを走れない。したがって来年のGP出場への道は険しく「今年こそ」の気持ちは強かっただろう。2014年の平和島GPでは優勝戦1号艇を獲得、完全Vに王手をかけたが、栄冠を獲得することができなかった。ついにボート界最高峰のレースを制した。

 一方、GP終了時点の賞金トップは馬場貴也。白井英治は106万543円の差で2位。馬場の次走は来年1月3日からのびわこ・正月レース。白井は27日開幕した徳山・正月レースに出走中。白井は初日ドリーム戦で勝ち、馬場との差を87万5543円に縮めた。残り4日間で逆転の賞金王を目指す。

2位 佐々木完太G2初優勝

 第2位は佐々木完太のG2初優勝。5月に大村で開催されたG2「モーターボート誕生祭」で優勝。来年3月平和島で開催される「クラシック」でSGデビューする。

3位 柳生泰二SGデビュー

 第3位は柳生泰二のSGデビュー。常滑のボートレースダービーで最高の舞台を経験。2走目でSG初勝利を挙げ、予選を突破。準優6着で優出はならなかったが、健闘が光った。ドリームに選ばれた今月下関周年では通算4度目のG1優出を果たした。来年はさらなる飛躍に期待したい。

4位 竹田辰也5コース差しで下関G3V

 第4位は竹田辰也。今月下関で開催された「長府製作所杯」でG3初優勝。優勝戦は5コースから差しを決めた。

5位 寺田空詩水神祭

 第5位は寺田空詩のデビュー後初1着。昨年11月デビュー。寺田祥の娘ということで注目を集めた。水神祭は今月16日の鳴門。6コースから道中逆転を決めた。男女混合戦で山田康二を破った価値ある勝利となった。

 寺田空は父とともに28日からの下関に出走する。父娘でシリーズを盛り上げてもらいたい。 (尾本 恭健)

(2022/12/28紙面掲載)

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