【ボートレース】なべちゃん&スポーツ報知・高木記者 からつLOVEの二人がグラチャンを斬る!

「からつの予想は俺たちに任せろ!」と意気込む高木記者(左)となべちゃん

 「ボートレースからつ」を舞台に、6月21日から6日間にわたりSG「第32回グランドチャンピオン」が開催される。決戦を前に優勝の行方、エンジン相場、水面特徴を、ボートレースからつの直前予想「ズバッと!!なべチャンネル」でおなじみの「なべちゃん」こと渡辺裕介氏と、スポーツ報知からつ担当で唐津市在住の高木拓也記者が熱く語った。 ※選手名は敬称略

池田浩二 からつで優出外さない。レース運びクレバー

 高木記者(以下、高木)「12年ぶりにからつで行われるSG開催が迫ってきたね」

 渡辺氏(以下、なべ)「昨年の11月にスタンドをリニューアルして準備万端。グランドチャンピオンはSGの中のSGと言われるだけに豪華メンバーです」

 高木「さっそくだけど、なべちゃんの優勝候補筆頭は?」

 なべ「池田浩二です。からつに来たら、まず優出は逃していない印象がある。ターンだけでなくコース取りもうまい。67周年を勝ったレースも伸びる古賀繁輝の外を選択した。本当にクレバー」

高木記者イチオシの菊地孝平

菊地孝平 神業のカドまくり!水面相性もバッチリ

 高木「確かに全てが整っている。自分のイチオシは菊地孝平。3月の68周年をカドまくりで制覇。引っ張ったカド位置からコンマ02のフルダッシュ。神業としか言えない。意外にもからつ初Vだったけど、GⅠ初優出するなど相性は◎」

 なべ「石野貴之と毒島誠も優勝争いに顔を出すでしょう。石野は、はまった時のエンジンの出方がすごい。毒島は、いくら着が良くても整備をする。ストイックで、どこを走っても強い」

 高木「機力劣勢でも着をまとめる平本真之も注目の一人。とにかくターンがうまい。篠崎兄弟と岡崎恭裕はからつのファンが多い。大会を盛り上げる意味でも頑張ってもらいたい」

 なべ「風が強い中で66周年を勝った丸野一樹はエンジンが出ていれば必ず活躍するし、からつは本当に相性がいい。今年絶好調の馬場貴也も目が離せない」  高木「2人とも68周年は低調機に大苦戦した。リベンジに燃えるはず」

秦英悟、前田将太、羽野直也らSG初制覇に期待

 なべ「SG制覇が近そうなのは秦英悟ですかね。68周年は予選1位の活躍でした。宮島オールスターでFを切ったのは痛かったですけど…」

 高木「お隣福岡支部の前田将太も、そろそろの予感がする。何より遠藤エミが同期で最初にSGを制覇したのは発奮材料になっている」

 なべ「安定感が出てきた羽野直也も、いつSGを勝っても不思議ではない。追い上げを含めて道中がうまい」

女子は4人出場 遠藤エミに続くのは平高奈菜!?

 高木「4人参戦の女子は、5月の当地オールレディースを勝った遠藤に期待したい。F持ちだけど、からつのスタート勘をつかんでいるのは大きな武器になる」

 なべ「平高奈菜は宮島のオールスターでSG初優出。丸亀で6コースから優勝を決めたけど、まくり差しのスピードはすごい。次に女子でSGを勝つのは彼女じゃないのかなあと思っている。まだ、深川真二と瓜生正義の名前が出てきていませんが?」  高木「佐賀支部は深川だけ。孤軍奮闘になるけど地元のドンとして負けられない。瓜生は荒れることが多い全日本王者決定戦の優勝戦で、61、63周年は1号艇から逃げを決めている。舟券の信頼度は高い。2人は言うまでもなく優勝争いに欠かせない」

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