【ボートレース】篠崎元志 当地水面久々のVへ激走だ 岡崎恭裕、前田将太ら地元強豪多数参戦/福岡・お盆特選レース

ボートレース福岡「お盆特選レース」/2023年8月11-16日

 サマータイムのボートレース福岡「お盆特選レース」はあす11日に開幕する。おなじみの地元強豪が16日までの6日間にわたって激闘を繰り広げる。篠崎元志、岡崎恭裕、前田将太が主役候補。22日開幕のSG「ボートレースメモリアル」にも出場する3人がSG前哨戦で激走を誓う。他にも今年の当地ゴールデンウィーク開催を制した古沢光紀や、中辻崇人、田頭実、松村敏ら優勝候補の実力者が目白押しだ。

福岡では2016年以来、久々の優勝を狙う篠崎

篠崎元志 初日ドリーム1号艇

 3人のメモリアル組がシリーズの中心になる。調整をつかむ意味合いも大きいが、それ以前に是非とも勝ちたい地元戦。優勝していい流れを作り、次のSGにつなげたい。

 篠崎は今年の優勝こそまだないが、3月の平和島クラシックで準優勝。芦屋オールスターでも地元勢トップの予選5位だった。福岡での優勝は2016年が最後。初日DR1号艇スタートの主役候補が久々の地元Vで存在感を示したい。

優出3着だった正月戦以来の福岡登場となる岡崎

岡崎恭裕 メモリアルへ向けてリズムアップ図る

 岡崎は2日目DRの1号艇。今期は優出こそないものの特別戦で随所に好走を見せており、近況は決して悪くない。福岡は昨年11月にG1を制し、一般戦は5連続優出中。集中力の高まる地元戦でリズムを上げる快走を狙う。

先月にも福岡を走ったばかりの前田は大会連覇を狙う

前田将太 優出も惜敗続き、今度はVへ

 前田は1月に江戸川周年を制すなど、今年既に優勝6回と充実。昨年のこの大会で優勝し、福岡通算8Vの実績を誇る。当地一般戦でも3連続優出中ながら、②②③と優勝にあと一歩。本来の勝負強さで惜敗の流れを断ち切りたい。

 他にも優勝候補は多く、その筆頭が古沢。今年福岡には4回出場して優勝1回。その内、3回が予選トップからの優勝戦1号艇とシリーズリーダーの活躍だった。松村、田頭、中辻らは今期勝率7点オーバー。3人とも決定力高いS巧者で、レースも魅力的だ。また、益田啓司、里岡右貴、松崎祐太郎らの実力者や、藤丸光一、平田忠則、山一鉄也のベテラン勢に、白水勝也、岩崎正哉らレース巧者も見せ場を作る。


福岡連続出場でスタートダッシュを狙う篠原

篠原晟弥 地元2度目の優出へ気合十分

 フレッシュルーキーの篠原が今年7回目の地元戦でアピールを誓う。福岡では昨年末のシリーズから節間2勝以上と奮闘するが、地元強豪のそろったゴールデンウィーク開催では未勝利だった。今回も相手は強力。ただ直前にも福岡を走り、2節連続出場のアドバンテージがある。「調整もつかめたので初日、2日目にやり上げます」と気合十分。「準優にいい枠で乗ってあわよくば優出も」と意気込む。福岡では2年前に自身初優出。それ以来の優出を目指し、スタートダッシュを狙う。

(2023/8/10紙面掲載)

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る