【ボートレース】歴代4位の年少SGウィナー・定松勇樹 二代目“泣き虫王子”に改めて喜びの声を聞く

 ニュースターが誕生した。定松勇樹(23)=佐賀=が5月多摩川のSGオールスターを優勝。歴代4位の年少記録で、2000年代生まれ、登録番号5000番台では初のSG制覇だ。新たな時代の旗手として、さらに注目度を増す定松に喜びの声を聞いた。

 「ペラが特殊だったので前検に大きく叩くかどうか迷いましたが、結果的にはベースを変えなかったことが正解でしたね」。予選トップ通過を意識したのは、周りからも「あるぞ」と言われた4日目だった。「6号艇で2着が取れたのが大きかったです。『あとふたつ逃げられれば…』と思ってから緊張し始めましたね。緊張するといつもと違うターンをしてしまうことが多いので、心を落ち着かせることだけを考えていました」と振り返る。

 レース直後は優勝の実感があまりなかったそうだが、「お祝いをしてもらったり、多くのメッセージをいただいたりしてジワジワと沸いてきました。かみ締めているところです」と笑う。

 「これからSGを取った選手としてファンの方からの期待も増えると思うので、これまでよりも『恥ずかしいレースはできない』という気持ちも沸いてきました」と言う。その上で「グランプリもあるし、これで終わりじゃないことを結果で示さなきゃいけないとも思っています。満足することはないですし、僕はまだまだチャレンジャー。もっと向上心を持って走って行きたいです」と宣言した。

 峰竜太門下としても初のSG制覇。師匠の峰と互いに涙を流しながら抱き合うシーンは印象的だった。峰のキャッチフレーズとして有名な“泣き虫王子”も二代目として襲名し、これからも多くのうれし涙を見せてもらいたい。 (井上 泰宏)

(2024/6/5紙面掲載)

▼定松勇樹出場予定「からつ・ウエスタンヤング」特別対談

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