【ボートレース】唐津の新スタンド完成 コンセプトは「森の中にあるちょっと小洒落たボートレース場」

ボートレースからつ 11月27日からファンに開放

 コミュニティエリアを開設のニュースタンドが誕生-。大規模改修工事を行っていた「ボートレースからつ」の新スタンドがついに完成した。こけら落としとなる、明日27日に開幕の「ボートレースからつリニューアル記念競走」からファンに開放される。新スタンド1階のコミュニティエリアには地域住民が気軽に利用できる文化・レジャー施設を取り入れ、2階がボートレース観戦エリアに様変わり。快適空間でスリル満点のレースが楽しめ、複合施設の特徴を持つ、生まれ変わったボートレースからつのニュースタンドを、マスコットキャラクターの「か・らっキー」とともに紹介する。

ボルダリングに挑戦した か・らっキーは「意外に難しい」で壁からすってんころりん

46年ぶり大規模改修 1階全てがレジャー・文化施設に

 ボートレースからつの初開催は1953年(昭和28年)8月7日。当初は唐津城付近の松浦川河口でレースを行い、1975年3月に現在地の松浦河畔公園内に移転。46年の時を過ぎ、施設の老朽化対策と耐震強化を図るため既存のスタンドを大規模改修に着手した。生まれ変わったスタンドは、①施設のコンパクト化及び安全性の確保、②地域に貢献できるような施設、③利用者にやさしい施設の3つの柱を基本概念として、「森の中にあるちょっと小洒落たボートレース場」を目指した。改修延床面積は約3万6700平方メートル。

 新スタンドの1階は地域住民が利用できる文化・レジャー施設のコミュニティエリア。2階がレース観戦エリア。レース場の1階全てがレジャー・文化施設は全24場で初めて。


正面エントランスの夜は幻想的なイルミネーションに

白が映える日中の正面エントランス

か・らっキー 「ボートレース場の顔とも言える正面入り口の壁には細工がされているんだ。白地にポツポツと黒く見えるのはボートレースの水しぶき模様をイメージした、穴を開けた有孔折板を壁に設置しているためだよ」

幻想的な夜の正面エントランス

か・らっキー 「 日が暮れて、壁に取り付けているLEDライトをともすと光が有孔折板の穴から照りだし、幻想的なイルミネーションが浮かび上がる仕掛け。夜間は日中とは全く違った顔に変身するんだ。今日はどんな色? 森の中のボートレース場で展開される光のマジックも新スタンドの売りなんだ」

大きな遊具が16種/モーヴィからつ

モーヴィからつで遊びに没頭する子供たち

 親子の遊び場「BOAT KIDS PARK モーヴィからつ」は館内と芝生広場を合わせると約920平方メートルの広さを誇る。うんていなど目に付く大きな遊具で16種類ほど。カードゲームなどを含めると全部で約80種類に及ぶ。外の芝生広場では2人乗りや手こぎなどの三輪車でも遊べる。施設内には平日で6人、休日は9人のスタッフが常駐。丁寧に遊び方を指導してくれる。

 営業時間(要予約)は午前10時から午後4時。料金は1人300円(入場料含む)。6か月~12歳まで。平日は随時受け付けで時間はフリー。土日、祝日、夏休みなどは100分入れ替えの3クール制。

モーヴィからつ(外部リンク)

か・らっキー「ここは芝生広場。モーヴィからつはレース場で一等地とも言える大時計付近に誕生。遊びながらレースに感心を持ち、いつの日か、モーヴィからつで遊んでいた子供の中からレーサーが誕生するとうれしいね」

のぼらんば

 ボルダリングエリア「のぼらんば」では、今年夏の東京オリンピックで注目を集めた人気上昇中のスポーツが楽しめる。ボルダリングウォールは全長40メートル、高さ約4メートルで規模は西日本最大級。

 営業時間(要予約)は午前10時から午後9時。料金はシューズ代100円。イベントなど団体利用の場合、1団体で一般は1時間当たり1200円、高校生以下の団体は同600円。

ブックカフェ

 ブックカフェ「Blue Book Cafe」は、床のタイルはおしゃれなデニム生地、明るさを抑えた照明がシックな空間を演出する。ちょっとリッチで神秘的な気分も味わえる中でコーヒーを飲みながら雑誌など本を読む。のどかに過ごせるスペースも、ぜひ訪れたいスポットだ。

か・らっキー「ここはレース場? まるで高級ホテルのラウンジを思わせる異空間。か・らっキーがイチオシの落ち着いて時を過ごせるスポットだよ」

フードコート(タベテミーナ)

レースを観戦しながら食事ができるフードコート

 ファン待望のフードコート(タベテミーナ)は3店舗。オムライスが有名な「ポムの樹Jr.」、麺にコシがある「肉肉うどん」、昔からある「か・らっキー食堂」がみんなの食欲を満たしてくれる。営業時間は午前11時から午後7時。か・らっキー食堂は午前11時から午後2時。

 その他、イベントホールや音楽スタジオ、キッチンスタジオなどもある。


2階レース観戦エリアは予想に集中できる快適空間に

無料の一般席も広く、スタイリッシュに

 2階はレース観戦エリア。座席からは水面を見下ろす感じで、迫力あるボートレースが楽しめる。

 無料席は、横幅十分な一般席は486席。車イスは3席で、ファミリーシート18席はベビーカーが置ける広さで、小さな子供連れも気兼ねなく来場することができる。女性にうれしいレディースシートも15席ある。

 有料席は、小物も置けるテーブル付きのシングル席は75席(200円)。カップルでボート観戦ができるペア席は15組(1人200円)。

有料席はサービスも充実

靴を脱いで足も伸ばせる畳席

 ロイヤル(1人2000円)は、座席が広々したシングル席は52席。隣とは仕切られており、舟券推理に集中できる。車イスは2席。2人から使用可能なグループ席(最大5人)は6区画、畳席(最大5人)は3区画。靴を脱いで足を伸ばせる畳席は、まるで家にいる気分でくつろげる。ロイヤルはサービス充実で、軽食にスポーツ新聞も付いて、ジュースなどのドリンク類は飲み放題。オーダーすればフードコートからの出前もできる。今日は少しばかりぜいたくして、ボートレースを楽しみたい。その日の気分で選択するのもいいだろう。

 ボートレースからつは、来年は大レースが控えている。3月はG1全日本王者決定戦を行い、6月はSGグランドチャンピオンを開催する。SGは12年ぶりになるが、ビッグレースに向けて準備は整った。


唐津市長 峰達郎

 このたび、建設から45年以上が経過し、老朽化が進んでいたスタンド棟のリニューアルを終えることができました。

 リニューアルに伴い、施設内にキッズエリア「モーヴィ」、ボルダリング施設、イベントホール、キッチンスタジオ、音楽スタジオなどを併設し、ボートレースファンだけではなく、幅広い方々にご利用いただける施設へと生まれ変わりました。

 これを機に、今までのボートレース場にはなかった要素を加え、誰もが憩えるレジャー施設としてイメージチェンジを図ってまいりたいと考えています。

 今後とも、ファンあってのボートレースからつ、市民や地域の支えあってのボートレースからつであることを深く胸に刻み、地域に貢献できる事業運営に努めてまいります。

(2021/11/26紙面掲載)

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