【ボーイズリーグ】飯塚 攻撃力フル発揮!全国とのダブル出場決めた/西日本選抜優勝大会福岡北予選

第20回西日本選抜優勝大会 supported by QTnet 福岡県北支部予選【中学生の部】(2022年3月5、6日・筑穂球場ほか)

 「西日本選抜優勝大会」は主に九州および中四国ブロック各支部の春季全国大会予選準優勝チームが出場するが、福岡県北支部では予選を実施。決勝は飯塚ボーイズが西田川ボーイズを13-5の6回コールドで破り、春季全国大会とのダブル出場を決めた。

今年最初の大会を制した飯塚ナイン

▼決勝
飯 塚 020 614=13
西田川 203 000=5
(6回コールド)

大技、小技で13得点 コールド撃破

 力強いスイングに的確なバント。飯塚が大技、小技と持ち味の攻撃力を発揮して逆転勝ちした。2-5の4回。1死二、三塁で8番の花田が「ライナーで1点ずつ取るように。思うような打撃ができた」と中前に運ぶ2点適時打で1点差に迫ると、その後2死一、二塁から酒井、今村、城野の3連打でこの回計6点を入れた。

 5回は吉武の適時三塁打で1点、6回は高橋の2点適時打などで4点を加えてコールド勝ちを決めた。

 5点を奪われてもそれ以上に得点する「5点打線」が自慢。3番の今村主将ら上位打線は迫力満点だが今回は下位も奮起した。「体がデカイだけじゃなく、スイングスピードを上げるように体幹を鍛えた」と言う花田のほか、2安打2犠打の9番・吉武、バントを確実に決めた7番の兼延らがそれぞれ役割を果たして得点を重ねた。

9番の吉武は適時三塁打を含めて2安打2犠打と活躍した

投手陣の制球力上昇

 投手陣も成長した。春山監督は「四球が少なくなり、ゲームを作れるようになった」。2番手の坂田は「流れが良かったので崩さないように」と丁寧に投げて3イニングを無安打、無四球と好投。先発の萬田聖も1四球にとどめており、課題だった制球力が上がっている。

 今村主将は「以前はリードされると、ぐだぐだになっていたので気持ちを上げるように意識した。本戦でも優勝して全国へつなげたい」と意気込みを語った。

(2022/3/10紙面掲載)

※新聞紙面(3/10)では選手名フルネ-ム表記、別カット写真および全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録、その他チ-ムの記事を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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