【プロレス】新日本・上村優也 G1クライマックスへ闘志「初出場で初優勝を狙う」 7月27日長崎、28&29日福岡、31日山口でも開催
- 2024/6/27
- スポーツ九州・山口
7月20日開幕 2組×10人総当たりリーグ戦
新日本プロレスのレスラー上村優也(29)が27日、福岡市中央区赤坂のスポーツ報知西部本社を訪れ、7月20日~8月18日に開催される「G1 CLIMAX 34」への意気込みを語った。
G1は、出場者20人が10人ずつA、Bの2ブロックに分かれ、約1か月にわたって総当たりのリーグ戦を行うロングシリーズ。それぞれのブロックで上位3人がプロ野球のクライマックスシリーズのようにトーナメント戦を行い、勝ち抜いた選手同士による優勝決定戦(8月18日、東京・両国国技館)でチャンピオンを決める。
上村はG1初出場。今年4月にグレート―O―カーンを破って「KOPW2024」のタイトルを獲得するなど、成長著しいレスラーだ。今月9日にO―カーンとの再戦で敗れてKOPWの王者から陥落したものの、昨年10月に米国での武者修行から凱旋帰国して以来、随所に存在感を見せている。「G1に選んでもらった期待に応えるためにも、初出場で初優勝を狙います」と気合十分だ。自身が出場するBブロックには、辻陽太、成田蓮と同世代のライバルもおり、激闘が予想される。
緊張感ある戦い「ボロボロになりながらも優勝へ向かっていく姿見せたい」
リーグ戦では、各選手が1か月間で9人とシングルマッチで対戦する。普段の大会とは違った、緊張感のある戦いの連続となる。上村は「だんだんとダメージが蓄積されていく中で戦っていく難しさもあるが、ボロボロになりながらも優勝へと向かっていく姿を見せたい」と闘志を燃やした。
九州・山口では、7月27日に長崎・出島メッセ長崎、28日と29日に福岡・福岡国際センター、31日に山口・KDDI維新ホールでG1の試合が行われる。上村は愛媛県出身で、福岡大卒。学生時代を過ごした福岡の地で、28日にジェフ・コブと対戦する。「体が大きく、パワーのある相手。一瞬の隙を突く攻撃や関節技も考えたいが、最後にはやっぱり気合が大事になる」と熱く語った。
G1の全日程や各会場の開始時間、チケットの購入は、新日本プロレス公式サイトやG1クライマックス特設サイトへ。
(Web限定、2024/6/27公開)