【プロレス】新日本・上村優也 学生時代過ごした思い出の地・福岡で熱血ファイト約束「二つのベルトを巻いて臨みたい」

桜の花びら舞う舞鶴公園の前で決意を新たにした上村。リングでも華麗に舞う

福岡大卒 18年デビュー直後に初巡業

 新日本プロレスのレスラー上村優也(29)が11日、福岡市中央区のスポーツ報知西部本社を訪れ、5月3、4日に同市博多区の福岡国際センターで開催される「JR HAKATA CITY Presents レスリングどんたく 2024」に向けて意気込みを語った。

 上村は2018年にデビューした成長著しいレスラー。愛媛県出身で、福岡大在学中に西日本学生レスリング選手権のグレコローマンスタイル71キロ級で優勝した実績を持つ。「学生時代は天神周辺で買い物や食事をすることも多かった。レスリングどんたくは、デビュー直後に初めて巡業で試合をした大会。思い入れのあるシリーズです」と、福岡への愛着を語る。

IWGPタッグ&KOPW挑戦

 21年8月から米国に武者修行し、昨年10月に帰国。タイチ、SANADAらのユニット「Just 5 Guys」に電撃加入し、ファンを驚かせた。今月14日には台湾で、SANADAと組んでIWGPタッグ選手権試合に出場予定。またグレート―O―カーンがベルトを保持する「KOPW2024」への挑戦も表明しており、「二つのベルトを巻き、チャンピオンとして、どんたくで試合をしたい」と気合十分だ。

 ユニットのメンバーからは、試合のことだけでなく、プロレスラーとしての立ち振る舞いなど、さまざまなことを吸収し、成長につなげているという。「新日本出身ではない方々なので、違う見せ方、考え方があるんだなと感じた」と刺激を受けている。

 同世代でデビュー時期も同じ辻陽太とはライバル関係にある。辻は今年3月の「NEW JAPAN CUP 2024」を制して一躍トップ戦線に名乗りを上げた。上村も負けていられない。「自分たちの世代で、プロレスをもっと盛り上げたい。子供たちにも見てもらいたいし、憧れる職業ランキングにプロレスラーが入るようにしたいですね」と力を込めた。

鹿児島、熊本、大分でも試合

 レスリングどんたくを前に、九州各地で新日本プロレスの試合が開かれる。日程や会場は次の通り。

 【29日】鹿児島・西原商会アリーナ 【30日】熊本・グランメッセ熊本 【5月1日】大分・サイクルショップコダマ大洲アリーナ
 各会場の開始時間やチケットの購入は、新日本プロレス公式サイト https://www.njpw.co.jp/ へ。

(Web限定、2024/4/12公開)

関連記事

過去記事(月別)

ページ上部へ戻る