【駅伝】福岡大 オール区間賞9連覇/島原学生駅伝(女子)

第23回九州学生女子駅伝対校選手権大会(5区間22・86キロ)/2023年12月2日・長崎県島原市

 男女の大学九州ナンバー1を決める「島原学生駅伝」が2日、長崎県島原市で開かれた。男子の「第41回九州学生駅伝対校選手権大会」(7区間57・76キロ)は、24チーム(うち7チームはオープン参加)で争われ、鹿屋体大が第16回大会以来となる25年ぶり8回目の優勝を果たし、来年10月の出雲全日本大学選抜駅伝の出場権を獲得した。「第23回九州学生女子駅伝対校選手権大会」(5区間22・86キロ)には、10チーム(うち4チームはオープン参加)が出場し、福岡大が9連覇で12回目の優勝を飾った。最優秀選手は、男子が小早川聖修(鹿屋体大)、女子は宮原なな佳(福岡大)が選ばれた。躍進賞は男子が熊本大、女子は九州大。

女子9連覇を果たし、笑顔でゴールする福岡大の山口(読売新聞西部本社提供)

全国区のチームづくり目指す

 女子は、福岡大が今年も全5区で区間賞を獲得した。今年で3度目のアンカーを務めた山口遥は「後悔のない走りをしよう」と大会に臨んだ。オール区間賞で優勝というチームとしての最低限の目標は、達成したものの、自身は昨年のタイムに届かず。「単独走の状況でも、自分の決めたタイムでいける力をつけることが必要」と振り返った。

 10月の全日本大学女子駅伝では21位に終わり、全国大会で戦うための、チーム力の底上げがテーマ。「島原駅伝で福岡大の先輩方のタイムを塗りかえていくことが、全国での結果につながると思う」と、後輩たちの飛躍を願った。

▼女子順位(上位5校)
①福岡大 1・19・35
②九州大 1・26・38
③福岡教育大 1・30・07
④名桜大 1・30・26
⑤鹿児島国際大 1・32・53

(2023/12/3紙面掲載)

※新聞紙面(12/3)では優勝校の選手名入り結果と全区間賞受賞者名を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法

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