【ボーイズリーグ】黄城ボーイズ 14安打13得点コールド勝ちで初V&春夏連続全国へ/九州選抜大会兼選手権大会予選(小学生の部)
- 2023/7/18
- ボーイズリーグ記事
第19回ミズノ旗争奪九州選抜大会【小学生の部】兼選手権大会九州ブロック予選(2023年6月24、25日、熊本・山鹿市CSC第3グラウンド)
「第19回ミズノ旗争奪九州選抜大会」の小学生の部は北九州、西九州、鹿児島県の3支部から5チーム(1チームは棄権)が出場して行われた。西九州支部同士の対戦となった決勝は、黄城ボーイズが諫早ボーイズを13-6(5回コールド)で破り、初優勝を果たした。今大会は夏の全国「選手権大会」の九州ブロック予選を兼ねており、黄城は5年ぶり2度目の本戦出場が決まった。
▼決勝
諫 早 201 03=6
黄 城 250 06X=13
(5回コールド)
持永3安打3打点
黄城は諫早との決勝で、14安打13得点と攻撃力を存分に発揮した。
1点差に迫られた直後の5回裏、猛攻を見せた。内田の安打を手始めに無死満塁として、蒲原の適時打で1点。1死後に西村の二塁打で2点を追加した。さらに2死二、三塁から5番の持永が左中間を破る2点三塁打を放ってリードを6点まで広げ、最後は今村の適時打でコールド勝ちを収めた。
持永はこの試合3安打。いずれも長打で初回の押し出し四球を含めて3打点を記録した。前日行われた準決勝の後に室内練習場で打ち込んで手応えをつかんだという。左打者で、5回の三塁打については「流して左翼手の頭を越すような打撃を狙っていた。持ち味を出せた」と振り返った。
チーム力引き上げ「春超え」目指す
主将の蒲原は「みんなの打撃が良かったことが勝因。全国大会のことより、まずはこの大会で優勝することを考えていた」と話した。
九州ブロックは、小学生のチーム数が減っていることもあり、昨年から九州選抜大会と選手権大会予選が統合された。チームは九州選抜大会で初の栄冠を獲得するとともに、5年ぶりの選手権大会本戦への出場切符も手にした。3月に春季全国大会に出場しており、春夏連続の大舞台となる。
轟木監督は「6年生は春を経験している選手ばかりで、下級生も頑張っている。1勝した春を超えられるように今後の練習でチーム力を引き上げていきたい」。より一層強化して大阪決戦に臨む。 (弓削 大輔)
(2023/7/8紙面掲載)
※新聞紙面では選手名フルネ-ム表記、全試合バッテリ-&長打の選手名入りの記録を掲載 <バックナンバ-お買い求め方法>