【高校野球】創成館 昨年決勝で敗れた海星に1点差でリベンジ 5年ぶり夏/長崎大会決勝

◆第105回全国高校野球選手権記念長崎大会 ▽決勝 創成館3-2海星(24日・長崎県営)
歓喜に沸く創成館ナイン

永本粘りの投球 2戦連続完投

 創成館が昨年決勝で敗れた海星に3―2で競り勝ち、5年ぶり3度目の夏切符をつかんだ。

 背番号3の右腕・永本翔規(3年)が準決勝の大崎戦に続いて完投。3―0の5回は1点を返され、なお1死一、三塁で二―遊―一の併殺で切り抜けたほか、7回は2死一、二塁、8回は2死満塁とピンチが続いたがともにゼロに抑えた。最終9回は1点差に詰め寄られ、なお1死二、三塁も三振と三飛で後続を打ち取った。

 粘った永本は「準決勝で完投して疲れがあったので、真っすぐよりもスライダーを中心に投げた」と話した。

 打線は初回に川崎統馬(3年)の安打などで2死満塁の好機をつくり、下川優(3年)の三塁内野安打に敵失も加わって2点を先制。4回に東壱星(3年)の犠飛で1点を加えた。

(2023/7/24公開、web限定)

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